基本情報
作品情報
作品名 | 欠損メイドと欠損お嬢様 |
サークル | 泥中のアイス |
作品形式 | コミック |
属性
イメージCG









レビュー
こんな人におすすめ!
- リョナ・人体改造といったハードな題材に興味がある
- メイドや主従関係が好き
- 百合未満の奇妙な関係性に惹かれる
- グロ描写があっても心理描写が丁寧な作品が好み
- シリアスでありながら、どこかほっこりする空気感がある作品を探している
良いところ
- 欠損という過激なテーマを丁寧に描いている:暗い要素を含んでいながらも、どこか心が温かくなる演出が絶妙。
- キャラクターの魅力がしっかりと描かれている:特にメイドの“るい”が可愛らしく、報われてほしいと感じさせる造形が秀逸。
- ストーリー構成が秀逸で引き込まれる:短いページ数ながら、関係性とキャラ背景を深く感じさせる構成力。
- 感情の落差がクセになる:笑えるような無邪気さと、心が締めつけられるような切なさが同居している。
- エロなしでも満足できる物語重視の作り:性描写がないからこそ、関係性や物語のインパクトがより際立つ。
悪いところ
- ページ数が短く、物足りなさを感じる:読後に「もっと読みたい」と感じる人が多く、続編待望の声が多い。
- 一部読者にはグロ耐性が必要:人体改造や欠損という設定は好みが分かれる可能性あり。
総評
『欠損メイドと欠損お嬢様』は、重い題材を扱いながらも、どこか柔らかさのある空気感が魅力の異色作。欠損というリョナ的な設定に、「無邪気」や「歪んだ情」という人間味が加わることで、単なるグロ作品に終わらない独特の読後感を味わえます。
中でもメイドの“るい”は多くの読者から支持を集めており、彼女のバックストーリーや今後の展開が気になるとの声が多数。主従という関係性の中に芽生える、言葉にしづらい感情の揺れが印象に残ります。
物語重視で読み応えのある作品が好きな人にはぜひ手に取ってほしい一作。グロが苦手な人でも、るいの無邪気さとストーリーの丁寧さのおかげで意外と読みやすいのも特徴です。短編ながら濃密な時間を過ごせる作品です!
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